ナシの形や傷などをチェックする作業者=伊万里市南波多町のJA伊万里選果場

 伊万里市の特産ナシの出荷が3日、ハウスものの「幸水(こうすい)」を皮切りに始まった。今年は天候に恵まれ、甘くてみずみずしい実に育っているという。初日は南波多町と大川町の選果場から約6トンが全国の市場に出荷された。

 JA南波多選果場では、場長の堀田節次さん(70)が「お盆まで非常に忙しい日が続きますが、安全と健康第一でお願いします」とあいさつし、選別作業に入った。作業者が実の形や傷の有無をチェックした後、光センサーで糖度を測り、次々に箱詰めした。

 5、6月に適度な雨が降ったおかげで、収穫された実は糖度や食味など質が高いという。大きさは例年より若干小ぶりだが、「これから徐々に大きくなる」と堀田場長。伊万里ナシの出荷は豊水(ほうすい)、あきづき、新高(にいたか)と品種を変えながら11月上旬まで続き、今季はJA伊万里で2400トン、10億3千万円の売り上げを目指している。 

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