最後に来場者全員で「生き抜く白百合」を斉唱した県母子寡婦福祉研修大会=唐津市文化体育館

 ひとり親や子育てを終えた寡婦世帯の福祉向上を目指す「佐賀県母子寡婦福祉研修大会」が1日、唐津市文化体育館であり、約300人が参加した。体験発表などを通して、さらなる支援の充実強化、支援の輪づくりの実現を誓った。

 県母子寡婦福祉連合会(久米幸子理事長)が開いている。パネル討議では子育て中の3人が登壇。全国母子寡婦福祉団体協議会とローソングループによる「ひとり親家庭支援奨学金制度」の支援を受けたり、県内4市1町に設けられているひとり親家庭の子ども向けの学習支援を利用したりしている事例が紹介された。

 病気で倒れて、母子連などとのつながりができたという登壇者は「自分の力で子どもを二十歳まで育てると決めての離婚だった。頑張り過ぎた自分もいた。ご縁で奨学金をいただいている。いつかは皆さんに恩を返したい」と語った。

 大会では、ひとり親家庭の児童が養育費を必ず取得できるように法的義務を課すことなどを求め、決議した。

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