立地協定を締結し、握手を交わす林力社長(左)と伊東健吾町長=吉野ヶ里町役場

 電子デバイスの製造などを手掛ける「佐賀エレクトロニックス」(林力社長、本社・東京)が2日、吉野ヶ里町と工場増設による立地協定を結んだ。8月に着工し、来年11月の操業を目指す。

 佐賀エレクトロニックスは1965年に同町に進出して66年から操業。電子デバイスやモジュールの製造を行ってきた。2015年から「自動車を中心に強い需要に支えられてきた」(林社長)ことで生産量が増え、成長軌道に乗ったことが増設の契機となった。

 新工場は現敷地内に、鉄骨造り2階建ての製造組立棟(仮称)と鉄骨造り2階建ての設計・モジュール組立棟(仮称)を増設。20年までに25人(パート従業員1人含む)を新規採用し、19年度は101億円、22年度は130億円の売り上げをそれぞれ見込んでいる。

 調印式で林社長は「約18年ぶりに新しい棟を建ててものづくりに励む。地域の雇用確保など少しは町に恩返しができるのではと考えている」とあいさつ。伊東健吾町長は「半世紀にわたって頑張ってもらっている。これからもわが町の助け人としてやってもらいたい」と話した。

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