防災意識を高める啓発を「まずは家族から」と促した県地域防災リーダーフォローアップ講座=神埼市の神埼市中央公民館

 佐賀県が2007年度から4年間で養成した「地域防災リーダー」のフォローアップ講座が1日、神埼市の神埼市中央公民館で開かれた。近所の危険箇所を把握したり、家庭内で備蓄を進めたりなど「普段から取り組み、知人や近所に広げる重要性」を確認した。

 4年間で県が養成した地域防災リーダーは約700人。自主防災組織の組織率は14年度に全国を上回り、今年4月の速報値で87・2%となっている。ただ、県の調査で何らかの活動をしたと答えた組織は約6割程度にとどまるため、昨年度から再講習を始めた。

 この日は神埼市や吉野ヶ里町などから34人が参加した。災害が少なく、防災の取り組みに苦慮し続けてきた岡山県瀬戸内市の担当者は、急激に活動を増やした組織と、町内会行事のついでに活動を進めた二つの組織の取り組みを具体的に例示。その上で「継続する秘訣(ひけつ)」について、無理をしないこと、人が集まるついでに防災行事を入れるなどを助言した。

 参加した60代の女性=神埼市=は「2010年に講習を受けたが、活動らしいことはしてこなかった。みんなを巻き込む方法など、参考にしたい」と話した。

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