県内の周産期医療に携わる関係者の技術向上を図る研修と実技講習会が6月30日と1日の2日間、佐賀市の国立病院機構佐賀病院で開かれた。産科医や助産師ら医療関係者約30人が、周産期医療の最新スキルを習得しようと、真剣な表情でマネキンを使った実技講習などを見入っていた。

 講習会は県や佐賀大産科婦人科学講座が主催し、4年前から「ALSOプロバイダーコース@佐賀」として開かれている。主に、専門医を招き周産期救急を効果的に対応するための知識や能力向上を目的に、講座や実技などシュミレーション教育コースを設けている。

 マネキンによる実技講習では赤ちゃんの肩が掛かり難産のケースを想定した対処法や妊婦の蘇生法のほか、医師不在の状況に応じた助産師による出産対応などの講座が実施された。国立佐賀病院の津村圭介医師は「佐賀県の周産期死亡率は全国でも低い。その値を今後も維持するためにも、医師の他に、助産師や看護師ら関係者のスキルアップを図りたい」と話していた。

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