魚のパックの表面温度を確認する食品衛生監視員=佐賀市のゆめマートさが

 夏場の食中毒被害を防ごうと、佐賀県は2日、食品と添加物の一斉取り締まりを始めた。県内5保健福祉事務所の食品衛生監視員が8月末まで、県内のスーパーや大規模調理施設、病院など2500施設で食品表示や温度の管理状況を確認する。

 佐賀市のゆめマートさがでは、佐賀中部保健福祉事務所の監視員が生鮮食品や総菜を手に取り、賞味期限やアレルギー表示、冷蔵温度を確認した。魚介類に寄生する「アニサキス」による食中毒防止の啓発チラシも手渡した。期間中は商品200点を回収し、検査機関でも調べる。

 県によると、食中毒の発生件数は増加傾向にあり、昨年度は4件増の15件だった。昨年度の主な原因はアニサキスと、サルモネラ菌などの細菌性食中毒。佐賀中部保健福祉事務所の永島佳宜食品衛生監視員は「夏場は細菌性の食中毒が発生しやすい。冷蔵保存や調理器具の消毒を徹底してほしい」と話した。

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