「翔べない鳥も空を見る。」を撮影した小田憲和監督(右)、おじいちゃん役で出演した中尾新吾さん=佐賀市の佐賀新聞社

佐賀市の中尾新吾さん(左)もおじいちゃん役で出演している=提供

佐賀市の中尾新吾さん(右)もおじいちゃん役で出演している=提供

学校シーンは東明館高校で撮影された=提供

 九州を中心に活動する映像作家・小田憲和さん(29)=福岡県みやま市=による映画「翔べない鳥も空を見る。」が8日午後2時20分から、小城市のゆめぷらっと小城で上映される。引きこもりになっている孫を外へ連れだそうとツイッターを始めた老人と女子高生の出会いから、SNSでつながる女子高生たちの複雑な関係を描き出している。

 福岡や東明館高(基山町)を舞台にし、九州発の映画と銘打つ。インディーズ国際映画祭の最優秀賞にノミネートされたことのある小田さんは、これまで太良町や小城市を舞台にしたドラマや短編映画を撮影してきた。小田さんは「神社や古い建物が残っていて、文化的な町並み」と話し、佐賀での撮影も意欲的だ。

 おじいちゃん役は佐賀市の中尾新吾さん(79)が務め、SNSを通じて高校生と交流する老人を演じる。小田監督は「昔の遊びをおじいちゃんたちが教えることはあっても、逆はない。若者が今のツールを上の世代に教えていく姿もあるべきだと思った。SNSが当たり前になった今の価値観や、人間関係のあり方を考えてほしい」と話す。

 上映会のチケットは、販売サイト「e+」のみで受け付ける。前売りは一般1500円、高校生以下1千円。問い合わせはメール=tobe.sora.movie@gmail.com=で。

このエントリーをはてなブックマークに追加