「幸せの鐘」を鳴らす乗客ら=JR多良駅

 太良町のJR多良駅の駅ホームに、乗客の幸福を願う「幸せの鐘」が設置された。駅に鐘を設置するのは全国で4例目で、「良いことが多い駅」という名前とともに鉄道ファンにアピールを始めた。

 同町出身の西田辰実駅長(当時)が、ふるさとの活性化とJR利用促進のため発案した。鐘は昭和30年ごろまで現在の多良小で使われていたもの。町が歴史資料館の展示物から無償で貸与した。

 鐘を設置している駅としては飯山駅(長野県)、真幸駅(宮崎県)、小樽駅(北海道)に続いた。「1回鳴らすと幸せを呼ぶ、2回鳴らすと2人が幸せになる、3回鳴らすと皆が幸せになる」として、乗客は自由に鳴らせる。

 西田駅長は、2011(平成23)年に「第7回九州の駅弁ランキング」で優勝した「有田焼カレー」を有田駅長時代に発案するなど、各地の駅から話題を発信する駅長として知られた。今年4月に定年退職し、45年間の鉄道員人生を終えた。(新元号まであと302日)

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