助産師(右)から沐浴指導を受ける参加者=佐賀市の子育て支援センター「ゆめ・ぽけっと」

妊婦エプロンを装着する参加者=佐賀市の子育て支援センター「ゆめ・ぽけっと」

 佐賀市子育て総合支援センター「ゆめ・ぽけっと」は24日、初めての出産を控えた夫婦を対象に「プレママ&パパサロン」を同センターで開いた。県内外の夫婦18組が、国立病院機構佐賀病院(佐賀市)の助産師による沐浴(もくよく)指導、妊婦体験などを受けた。

 助産師の渕上陽子さんは「ママは産前も大変だが、産後は普通に見えても体は悲鳴を上げている。家族の支えがあるから頑張れる。出産前後はホルモンのバランスも崩れるので、いつも以上に気にかけてあげて」とアドバイス。参加者は真剣に耳を傾けていた。

 沐浴指導では赤ちゃんと同じ重さの人形を使い、お湯の温度や体の支え方、洗い方など注意点と手順を確認した。「赤ちゃんはまだ目が見えないので、優しく声を掛けてあげて」などと助産師の助言を受け、最初はぎこちなかった父親たちも声を掛けながら楽しく体験した。

 7.5キロの重りを付けた妊婦エプロンを装着する体験では、妊娠7カ月ごろの日常の苦労を男性も疑似体験した。

 武雄市から参加した山本美帆さんは「産まれる時期が近い方がたくさんいたので自然と緊張がほぐれた。沐浴の指導では体の洗い方をしっかりと教えてくれたので良かった」と話し、夫の高弘さんは「妻の大変さを知ることができたので、これからは進んで手伝いなどをしたい」と笑みをこぼした。

 同センターの黒木由美子所長は「子育ては、産まれてからではなくお腹にいるときから始まっている。サロンは夫婦で技術をマスターするだけでなく、絆を深め、待ってるよという気持ちをお腹の赤ちゃんに伝えることが目的。参加者の交流の場にもなれば」と笑顔で話した。

 次回は8月19日開催で、受付は8月1日10時から。対象は出産予定日が今年11月末までの夫婦。問い合わせは同センター、0952(40)7287。

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