出前授業で話す、佐賀地区・保護司の松田さん(右)=佐賀市の北川副小

 佐賀市の北川副小で6月29日、6年生を対象にした保護司の出前授業があった。同校の元校長で、佐賀地区の保護司を務める松田美恵さん(63)が、保護司の活動について話し、児童たちは罪を犯した人や周囲の人たちについても思いを巡らせた。

 非行の低年齢化を危ぶむ松田さんが、何かできないかと同校に呼び掛けて授業を行った。松田さんは非行や犯罪に手を染めた人たちを支援する保護司の活動について語った。

 話を聞き、児童たちは「罪を犯した人の更生には保護司の支援や周囲の思いやりが必要」と認識。配布されたワークシートの「自分の身近な人が罪を犯したら関わるか」の問いには、過半数が「関わる」と回答した。理由には「寄り添ってあげたい」「居場所が無くなると、再び罪を犯すかもしれない」という意見が挙がった。松田さんは「みんなが元気で明るくしていることが、社会を明るくする運動のスタート」と授業をまとめた。

 児童たちは「罪を犯した人は社会に戻れないと思っていた。授業で保護司の存在を知った」「(更生に向け)私にもできることはないかと考えた」と話していた。 

このエントリーをはてなブックマークに追加