3人制バスケットボール「3×3」の国内男子プロリーグ第4戦が30日、唐津市のふるさと会館アルピノであり、九州・沖縄地区のカラツレオブラックスは決勝トーナメント1回戦でOKINAWA72(沖縄)に15-21で敗れた。開幕4連続優勝はならなかったが、地区1位で全国大会出場を決めた。
レオブラックスは予選リーグ1勝1敗で決勝トーナメントに進出。1回戦は序盤から点の奪い合いとなり、身長205センチのビクラムジート・ギルを中心に攻めたが、徐々に引き離された。
6地区の上位で争う全国大会は7月16日に仙台市で開かれる。
▽予選リーグ EXPLORERS21-14カラツレオブラックス、カラツレオブラックス21-18STAMPEDE▽決勝トーナメント1回戦 OKINAWA7221-15カラツレオブラックス
〈初ホームV逃す〉
〇…初のホーム戦で優勝することはできなかった。カラツレオブラックスは、試合時間残り約1分でOKINAWA72に21点先取を許し、悔しいノックアウト負け。原慎也主将は「いいところを見せようと気負ってしまった」と肩を落とした。
6月9日のリーグ開幕から3連続優勝と勢いに乗っていたが、この日は相手に攻撃パターンを読まれ、連係を封じられた。守備では172センチの原主将が狙われ、大型選手とのマッチアップを余儀なくされた。
とはいえ、九州・沖縄地区1位で全国大会進出を決め、3×3バスケットの迫力あふれるプレーを地元ファンに存分に見せた。優勝すれば世界大会への道も開ける。原主将は「世界で結果を出すことで、この負けを挽回したい」と前を向いた。