6月29日に披露された「佐賀昇のちゃんこ鍋」=嬉野市塩田町の「Vegeキッチン塩田津」

これまでのギャラリーに加えて飲食機能を充実し、改装オープンした「Vegeキッチン塩田津」。築228年の古民家を活用している=嬉野市塩田町

 嬉野市塩田町の塩田津ミュージアムが、ギャラリーを兼ねた飲食店「Vege(ベジ)キッチン塩田津」として1日にリニューアルオープンする。町出身の元幕内力士・佐賀昇が監修したちゃんこ鍋、地場産の魚や肉を使った料理を提供する。アートや手仕事だけでなく、地元の食文化を発信する拠点にしていく。

 同ミュージアムは2012年10月、江戸時代に石工や刀鍛冶の職人が軒を連ねた塩田津の歴史を踏まえ、特産の鍋野和紙や絵画、木工、焼き物を紹介するギャラリーとしてオープン。昼食も提供しており、今回さらなる集客のため夜まで食事ができる店にした。

 目玉となる料理が「佐賀昇のちゃんこ鍋」。佐賀昇が調理指導し、肥前さくらポークやありたどり、12種類以上の地元産野菜を使用している。みそや塩など4種類の味があり1人前2千円(小鉢、うどん付き)。県産和牛のローストビーフ(1500円)、有明海産コハダの南蛮漬け(300円)もある。地元産の焼き物で提供する。

 経営する嬉野社中の水山清吾理事長(62)は「『食』を通して色んな世代に塩田の魅力を伝え、にぎわいを作り出したい。地元の農家とのつながりも深めていく」と抱負を語った。

 営業時間は午前11時~午後9時(オーダーストップ)。問い合わせは電話、0954(66)3753。

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