宿題を終え、お年寄りに折り紙を教えてもらう子どもたち=武雄市の中野公民館

 小学生と高齢者が放課後に公民館でふれあう「子どもと大人の交流塾」が武雄市朝日町の中野地区で始まった。子どもの居場所づくり、お年寄りが元気をもらえる場にするとともに、地域の歴史を伝えていく。

 登下校の見守りなど行っている中野長寿会(河内利大会長)が、核家族化が進む中、3世代交流や子どもを知る機会を増やそうと思い立った。6月に始め、毎月第2、第4水曜日の午後3時から2時間、中野公民館で開いている。

 6月27日の交流塾には子ども約50人、お年寄り12人が集まった。子どもたちは宿題をまず済ませ、折り紙や囲碁を習ったり、一緒にスカットボールをプレーしたりした。「教えてもらえるから宿題が早く終わる」「囲碁とか普段は習えない」。お年寄りも「こんなに来てくれるとは」「元気をもらえる」と、読み聞かせの聞き手になったりした。

 塾長の庭木信昌さんは「親には言えない悩みが聞けたり、私たちの知恵を話せたりするような間柄になれれば。国重要文化財の荒踊りも伝わる地域なので、地区の歴史やよさも教えて地域の教育力を発揮したい」と、これからを楽しみにしていた。

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