佐賀労働局が29日に発表した5月の佐賀県内の有効求人倍率(季節調整値)は、1963年の統計開始以来、過去最高だった前月と同じ1・30倍だった。

 新規求人数は前年同月比8・1%増の6473人。新規求職者数は1・0%減の3994人。

 有効求人数は前年同月比5・6%増の1万9168人で、34カ月連続で増加した。有効求職者数は2・6%減の1万6138人で、29カ月連続で減少した。正社員の有効求人倍率は、前年同月を0・13ポイント上回り、0・85倍だった。在職しながら正社員を目指すなど、よりよい条件を探す転職希望者が増えている。

 産業別の新規求人数を前年同月と比べると、建設業で25・2%、運輸業、郵便業で14・3%、医療、福祉で11・1%それぞれ増えた。一方、製造業では5・6%減少し、卸売業、小売業では1・9%減った。

 佐賀労働局は「当面、雇用情勢の改善が続くだろう。働く意欲のある人材の掘り起こしを進めたい」と話す。

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