佐賀県教育委員会が昨年11月から、毎月第3日曜に設けた公立中学校の部活動「統一休養日」が浸透してきた。県内約950の部活動のうち、4月は99・6%、5月は98・6%が休んでいる。県保健体育課は、県内一斉に取り組んだことが休みやすい環境につながったと分析する。 

 5月までの7カ月間のうち、11月、2月、4月、5月で実施率が9割を超えた。同課は「統一休養日としたことで、不公平感なく取り組めている。『家庭での計画が立てやすくなった』との声もあり、好意的に受け取られている」と話す。

 すでに大会が設定されていた1月などは8割台となったが、競技団体などに日程変更を検討するよう求めている。本年度は、第3日曜に設定されていた大会の日程変更が見込まれ、昨年度より実施率が上がるとみている。

 県教委は、スポーツ庁が3月にまとめた運動部活動の在り方に関するガイドラインに基づき、県版の方針の策定を進めている。この中に週2日以上を休養日とする、1週間の総活動時間を16時間未満とするなど、より踏み込んだ内容を盛り込む方向で検討している。

 同課は「部活動で中学生に過重な負荷をかけている現実がある。成長期にある中学生の健康を守るという観点から、統一休養日の認知を地域全体に広めたい」としている。

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