子どもたちが能面をつけると少し大きく、滑稽な姿に笑いが起きていた=佐賀市松原の井内能舞台

「船弁慶」の演目を披露する井内政徳さん=佐賀市松原の井内能舞台

 子どもたちに能に関心を持ってもらおうと、能楽師の井内政徳さん(34)=佐賀市=による授業が27、28の両日、佐賀市松原の井内能舞台であった。循誘小6年生が井内さんによる能の実演を見学し、世界最古とされる伝統芸能に親しんだ。

 井内さんは初めに「船弁慶」を披露。迫力ある謡(うたい)に、児童たちは真剣な表情で聞き入っていた。約700年前に観阿弥・世阿弥親子が作った「能」は世界最古の芸能とされていることや、能舞台のつくりについても説明を受けた。

 子どもたちが能面をつける体験もあった。能面は子どもたちには少し大きく、その滑稽な様子に笑いが起きていた。6年の前田日奈太君(12)は「能はかなり昔から続いていることがすごい。友達が面をかぶった姿が面白かった」と笑顔を見せた。

 井内さんは「平和や家族愛、恋愛など能のテーマはとても身近。子どもたちにも日本文化は財産だと感じてほしい」と話していた。

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