クリエーターが滞在して制作活動できるゲストハウスを始めた野田尚之さん、ひとみさん夫婦=武雄市武内町

プロ仕様の写真機材がそろうスタジオ=武雄市武内町

野田尚之さんはドローンでの撮影やスクール講師としても活躍している=武雄市武内町

 武雄市武内町の写真家野田尚之(なおゆき)さん(53)とデザイナーひとみさん(57)夫婦が、自然に恵まれた自宅を活用して、クリエーターが滞在して制作活動できるゲストハウスの運営を始めた。撮影スタジオや物づくり工房を備え、天体観測やドローン、農業体験をはじめ、地域の協力を得た陶芸体験など多彩な活動ができる。

工房、スタジオ完備農業体験も

 尚之さんは天体撮影の機会も多く、昨年10月に武雄町から、星空がきれいで自然豊かな武内町に転居した。「こんな素晴らしくぜいたくな環境を多くの人に実感してもらいたい」(ひとみさん)と、農業を含めたクリエーティブな活動を支援する施設運営を思い立ち、農業体験民宿業の許可を取った。

 木造2階建ての2階にある7畳と12畳の部屋を、定員5人の宿泊用に整えた。宿泊料金は朝食付き4千円、朝夕食付き5500円。炊事や洗濯もでき、長期滞在が可能だ。

 人物や商品撮影ができるスタジオ、撮影用の冷却CCDカメラを備えた天体撮影室のほか、作品制作の工房もある。尚之さんはドローンのインストラクターの資格を持ち、講習にも対応する。天体望遠鏡や双眼鏡があり、別料金でこうした施設や機材を使ったり、体験できたりする。

 近くの畑では農作業を楽しめる。ひとみさんはドライフラワーづくりやアレンジメントのワークショップを開く。周辺の農家や陶芸家の協力を得て、農産物の収穫体験や陶芸体験も企画できる。

 尚之さんは東京の大手広告代理店勤務を経て2012年に独立し、14年に武雄に帰郷した。ひとみさんとともに「桜やホタルなど四季折々の楽しみを多くの人と共有したい。地元の方にも支援も受けており、地域を盛り上げていければ」と話す。連絡先はアドノアン、電話090(7828)1860。

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