石橋國男さん(66)「工房絹雲窯」(武雄市)

■こだわりの円形の青磁

 絹雲(けんうん)窯は武雄市武雄町にある磁器工房です。工房主の石橋國男さん(66)は有田工業高で教壇に立つ傍ら、自らも作陶に打ち込んで来ました。1981年に日展に入選して以来、佐賀県美術協会展、日本新工芸展、九州山口陶磁展などで入賞、入選を重ねています。定年退職後は武雄酔陶会に所属し、自宅工房で作陶を続けています。

 作品は青磁で、ふくよかな円形の花瓶やつぼに緑色の釉薬(ゆうやく)が施されています。マグカップや皿なども制作していますが、バランスのとれた円形の作品にこだわっています。

 「円形を作るには、造形する時の土の重さとろくろのスピードが大切です。模様を入れる時も円を壊さないように対称に分割していきます」と石橋さん。釉薬にもこだわり、青に近い色から濃い緑の色とさまざまな青磁の色を生み出すために原料の配合を変えて工夫しています。

 写真の作品は「青磁花瓶」。思わず触ってみたくなるバランスのとれたきれいな円形の自然な緑色の青磁の花瓶です。四季の花木を生けてみたくなる花瓶です。電話は0954(23)4054。(地域リポーター・二宮幸枝=江北町)

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