商品を購入した来場客に「ありがとうございます」と笑顔を向ける「小麦の家福祉会」の夏秋さん=佐賀県庁

 障害福祉施設の利用者が自分たちで作った商品を販売する「笑顔deさいこうマルシェ」が27日、佐賀県庁で開かれ、にぎわいを見せた。県内で障害福祉サービス事業をする24施設の職員と利用者が雑貨や弁当、菓子などを販売した。お菓子を売っている店の前では、利用者が「試食をどうぞ」と来場客に笑顔でクッキーを勧めていた。

 マルシェの目的は、施設利用者が自立して生活するために商品販売で収入を得ること。さらに、障害への理解を促す意味がある。

 手作りクッキーなどを販売する「小麦の家福祉会」(伊万里市)利用者の夏秋景子さんは「試食どうぞ。これが人気です」と笑顔で接客した。施設職員は、利用者が外出を喜び、他の施設で買い物も楽しむ様子にほほ笑んだ。

 県庁では、昨年から年4回マルシェを開いている。県障害福祉課・就労支援室の職員によると「(施設から)出店したいという声が多い」という。平日の昼開催で人も集まり、人気が高いという。次回は9月下旬に開催する予定。

このエントリーをはてなブックマークに追加