山口祥義知事(左)を表敬訪問し、抱負を述べる十四代今泉今右衛門さん=佐賀県庁

 重要無形文化財保持者(人間国宝)の十四代今泉今右衛門氏(西松浦郡有田町)が佐賀県陶芸協会の新会長に就任し、山口祥義知事を28日に表敬訪問した。「協会会員の作品の魅力を伝えていくことが責務」と抱負を述べ、窯業界をはじめとした工芸の盛り上げへの協力を求めた。

 3月に亡くなった青磁の人間国宝で前会長の中島宏氏の後を受け、会長代理を担っていた今泉氏は、協会会員62人による投票で会長に選出され、1日の通常総会で就任した。

 副会長の十四代中里太郎右衛門氏(唐津市)、馬場九洲夫氏(有田町)とともに県庁を訪問した。

 今泉氏は、中島前会長のころからの構想で、佐賀市内で会員の作品を並べる場所の確保を要望し、「陶磁器以外も含め、地元の工芸を見せていけたら」と述べた。山口知事は「和のテイストを大事にしたい。外国人観光客もそこを尊敬している」と応じ、「陶磁器は財産」と強調した。

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