松浦鉄道社長に就任した今里晴樹氏

 伊万里市、西松浦郡有田町と佐世保市を結ぶ第三セクターの松浦鉄道(本社・佐世保市)は28日、株主総会と取締役会を開き、同日付で今里晴樹常務(61)が社長に昇任する人事を決めた。

 今里氏は長崎県波佐見町出身。2011年に親和銀行から松浦鉄道に転籍し、14年から常務を務めていた。藤井隆会長兼社長(76)は会長専任となる。今里社長は「地域の支えがあってこその松浦鉄道であると肝に銘じ、安全輸送を第一に、経営努力を続けていきたい」と抱負を述べた。

 株主総会では17年度決算が報告され、当期純利益は1501万円で5期連続の黒字となった。沿線地域の人口減少や少子化で厳しい経営環境が続くが、ビール列車などのイベントやPR活動が奏功し、旅客数は前期比1万5千人増の283万7千人だった。

 松浦鉄道は1988年、赤字路線だったJR松浦線を引き継いで開業し、4月で30周年を迎えた。

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