活動を報告する原田智子さん(中央)=佐賀県庁

 開発途上国に赴き支援活動に従事する国際協力機構(JICA)の隊員らが27日、出発と帰国の報告のため県庁を訪問した。2年間の活動を終え帰国した隊員3人と、これから出発する隊員1人が、県地域交流部の南里隆部長に活動で経験したことを報告し、今後の抱負を述べた。

 シニアボランティアとして派遣された真崎邦彦さん(63)=唐津市=は南太平洋の島国・サモアで二枚貝のシャコガイの養殖に必要な施設を整備し、技術指導を行った。真崎さんは「要請された内容を実際にできるかという点で戸惑いもしたが、できることを探しながら活動した」と振り返った。

 鳥栖市の馬場春樹さん(23)は7月からブラジルで小中学生に野球を教える。「子どもたちの成長を見て、野球ができる環境づくりもしたい」と意気込みを語った。

 トンガで体育を指導した原田智子さん(有田町)と、ウズベキスタンで日本語教育に携わった古庄奈津子さん(小城市)も、活動で得た貴重な経験を、今後も各分野で生かすことに意欲を見せていた。

 これまでに派遣された県出身の隊員は、青年とシニアを合わせて計363人に上る。

このエントリーをはてなブックマークに追加