トヨタ自動車とトヨタの高級車ブランド「レクサス」の全国販売店は27日、各地の伝統や技術を生かして、工芸品などのものづくりに取り組む若手の職人ら50人を「匠(たくみ)」として選出し東京都内のイベントでお披露目した。

 放送作家の小山薫堂さんらが作品づくりを支援。レクサス販売店は、展示会を開くなどして協力する。

 この活動は2016年度に始まり、今年で3年目。来年1月には百貨店の担当者らを集めて商談会を開催する。19年度には、職人らが建築家の隈研吾氏と共同でものづくりに取り組む企画も予定している。

 地域の推薦や一般公募で集まった候補者から、小山さんらが各都道府県で最低1人を選出した。小山さんはイベントで「この出会いが最大の価値になる。皆さんと一緒に頑張っていきたい」と話した。

 佐賀県内からは江戸期以来の「肥前びーどろ」の技術を受け継いでいる副島硝子(がらす)工業(佐賀市)のガラス職人、副島正稚(まさのり)さん(36)=同市=が選ばれた。副島さんは吹きガラス特有の柔らかいラインと模様によるビアグラスの製作に挑む予定で、「さまざまな分野の作り手が集い刺激を受けた。負けないように頑張り、肥前びーどろの素晴らしさを発信したい」と意気込みを語った。

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