要望書を秀島敏行市長(左)に手渡す井田出海会頭=佐賀市役所

 JR佐賀駅前の西友佐賀店の跡地利用を巡って、佐賀商工会議所(井田出海会頭)は27日、佐賀市の秀島敏行市長と市議会の武藤恭博議長に「市民に不安が広がっている。早期の再整備が必要」と申し入れた。

 要望書では「5年後に開催される国体を控え、佐賀駅周辺の景観が県外からの来訪者の第一印象を左右する。県都としても重要な要素」と指摘した。市が主体性を発揮して魅力ある駅前を早期に整備することや、現在は佐賀駅で分断されている南北を結ぶ動線を、歩行者や自転車に配慮して整えるよう求めている。

 井田会頭と枝吉恒則専務理事が市役所を訪れて要望書を手渡し、井田会頭は「会員の総意として、市民にとってもお客さまにとっても良い玄関口を整備していただきたい」と述べた。秀島市長は「駅周辺は町づくりの大きな核であり、そのありようを市民に示したい。30年先、40年先に良かったといわれる町にしなくてはならない」と応じた。

 市は西友跡地を取得して駅前広場と一体的に整備する意向だが、地権者との交渉が難航し、「秋ごろまでには結論を出したい」としている。

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