7支所縮小案を否決したJAからつ通常総代会=唐津市のホテル&リゾーツ佐賀唐津

 JAからつの通常総代会が27日にあり、7支所の規模縮小を含めた経営基盤強化基本計画案が否決された。対象地区には「不便になる」との不満の声があり、出席者の過半数の賛同が得られなかった。JAは「説明を重ね、総代会を再度開いて理解を得たい」としている。

 17支所のうち、正組合員戸数200戸以上の地域にある七つの地域支援支所を来年4月に「支所プラザ」に変更する計画だった。北波多、湊、東部(浜玉町五反田)、七山、厳木、切木、値賀が対象で、金融や保険業務の窓口になっていた支所の常勤職員を7、8人から最低1人に減らし、ATM(現金自動預け払い機)の操作を含む問い合わせに対応して、相談も取り次ぐとしていた。

 総代会は唐津市のホテル&リゾーツ佐賀唐津であり、総代定数517人のうち、書面や委任状も含めて約500人が出席した。出席者によると、対象地区の1人が「今まで通り残してほしい」と反対するように求めた。賛成は約220人で過半数に届かなかった。

 2006年のJAからつ発足時に33カ所あった支所・支店は既に半減している。総代会後、出席者の一人は「多くがJAの説明よりも反対者の訴えに共感したのではないか」と述べた。

 5月に対象地区で開かれた事前説明会では「地域の金融機関であり、生活に支障を来す」と再検討を求める意見が出ていた。

 堤武彦組合長は「支所縮小が廃止と受け取られている。痛みを伴うが、総合農協として生き残るためには避けて通れない。再度しっかり説明したい」と話した。

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