共働きやひとり親家庭の小学生を預かる佐賀県内にある放課後児童クラブ(学童保育)で、アルバイトの支援員を務めていた20代の男子大学生が複数の女子児童の体を触ったとして、雇用主から今年2月に解雇されていたことが27日、分かった。運営元となる自治体の教育委員会は、体を触られた女子児童の保護者に謝罪。男子学生が在籍する大学は「児童の心に被害を与えたのは事実」などとして5月24日付で男子学生を無期停学処分にした。

 教育委員会によると、男子学生は2月下旬、小学校内の学童保育施設に隣接するスペースで女子児童の体を抱え上げて遊んでいる際に複数回、下半身を触った。別の支援員が女子児童の様子がおかしいことに気づき発覚した。

 その後の聞き取り調査に対し、男子学生はこの児童のほか、別の女子4人の下半身を触っていたことを明らかにした。男子学生は当初、「不適切な行為だった」と認めたものの、その後の聴取には「抱え上げた体を下ろす時に当たった」とも話しているという。

 教育委員会によると、男子学生は2016年9月から、アルバイト支援員として月に7~20日間、小学校の敷地内にある児童クラブに勤務していた。他の児童や保護者からの相談は「今のところ確認されていない」としている。

 教育委員会は男子学生の行為について「不適切な指導」と判断。3月中旬までに女子児童5人の保護者に対し、個別に経緯を説明し、謝罪した。大学側は独自の調査を行って事実関係を確認し、5月24日付での無期停学処分を決定した。

 男子学生の行為に関し、佐賀県警は関係者から相談を受けており、事実確認を進めている。

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