唐津湾沿いを運行する観光列車「あそぼーい!」。右奥には虹の松原や鏡山が見える=唐津市浜玉町

 JR九州の観光列車「あそぼーい!」が27日、筑肥線の唐津-筑前前原(福岡県糸島市)間を臨時運行した。観光列車が筑肥線を走るのは初めて。名前の通りに楽しい仕掛けがある親子向けの車両で、乗客は車内で遊んだり、車窓から海沿いの景色を眺めたりした。

 「あそぼーい!」は熊本-宮地(阿蘇市)間を走っていたが、熊本地震の影響で豊肥線が寸断され、現在は別府-阿蘇間を週末中心に運行している。今回の臨時運行は、発売日に1時間ほどで完売する人気ぶりで、佐賀、福岡両県から上下で各125人が乗車した。

 武雄市の主婦大竹美貴さん(36)は次男の美仁(よしひと)ちゃん(2)ら家族3人で乗車した。「子どもは木のボールプールで遊ぶのに夢中でした。いつもは車で素通りするけど、窓から見える唐津城や玄界灘のきれいな景色をゆっくり楽しめました」と満喫した様子だった。沿線では多くの人が手を振り、糸島市の福吉中学校は全校生徒100人で「頑張ろう熊本」の横断幕を掲げ、車両にエールを送った。

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