唐津城の石垣から出土した金箔(きんぱく)瓦(中央)とさまざまな種類の瓦=唐津市の唐津城 

 唐津城本丸跡から出土した名護屋城様式の瓦片と金箔(きんぱく)が付いた瓦片が、唐津城で市民に公開された。「唐津城は名護屋城の解体資材を使って建てられた」とされる通説を裏付ける史料で、市民約120人が出土した石垣修復現場を見学し、歴史ロマンに思いをはせた。

 瓦片は、唐津城天守閣がある公園東側の石垣の裏側から約1千点が出土。大きさは15~30センチほどで、豊臣家の桐文様などが入った軒瓦が数十点あった。名護屋城のものとみられる瓦片は1995(平成7)年に3個見つかっていたが、今回は大量に確認された。

 また、豊臣秀吉が建物に使ったとみられる金箔が張られた瓦も一つ見つかった。唐津市教委は「しゃちほこ」の一部と推測した。参加した男性は「権力の象徴である金箔瓦が石垣の裏から出たのに興味がある。築城時は大きな時代の変わり目だったのだろう」と話した。(新元号まであと307日)

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