佐賀県母子寡婦福祉連合会の理事長に就任した久米幸子理事長=佐賀市神野東の同会事務所

 名刺には自宅住所と携帯番号も載せている。「ひとり親で子育てしながら仕事をするのは大変。いつでも相談相手になりたい」。佐賀県母子寡婦福祉連合会の理事長となり抱負を語る。

 連合会は、ひとり親家庭の生活安定と福祉の向上、子どもの健全育成を基本理念に活動する。親子が語らうイベント、就職活動支援としてパソコン入門講座などを開く。2016年からは県の委託で、ひとり親家庭の子ども向けに学習を支援している。

 佐賀市でスタートしたこの取り組みは現在、4市1町に広がった。小中学生119人が学び、ボランティア講師80人が登録。県東部で開講できておらず、場所と講師の確保を急ぐ。

 連合会の会員は約1900人。01年の約3100人と比べ、会員減が課題となっている。若年層の加入が少なく、男性は10人ほどにとどまる。「会に加わることで、仲間づくりや支援制度の情報提供などメリットがあることを活動を通じてPRしたい」

 2人の子どもを育てた経験から「ひとり親の状況を理解し、支援する社会にしたい」との思いは強い。今は7月1日に唐津市で開く研修大会の準備に追われている。佐賀市兵庫北。

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