佐賀市教育委員会は26日、大阪府北部地震を受けて実施した小中学校のブロック塀の緊急点検で、現在の建築基準法に適合していない塀を小中学校17校、41カ所確認したと定例会に報告した。調査は23日現在の中間報告で、建築士の資格を持つ職員が詳しい検査を続けている。

 市内の小中学校は35校にブロック塀があり、計157カ所に上る。このうち41カ所は法律で義務付けられた「控え壁」がないか、あっても間隔が広すぎるなどして不適合だった。さらに、16カ所はひび割れなどの劣化・損傷も確認した。

 建築基準法には適合しているものの、劣化・損傷しているブロック塀が21カ所あり、合わせて62カ所を「補修が必要」としている。

 専門の職員が現在、図面の確認や金属探知機を使って鉄筋の有無などを調べている。

 この日の定例会で、委員からは「再発防止策や、今後の対応はどうするのか」などの質問があり、市教委は「できるだけフェンスに変更していきたいが、目隠しとしてブロック塀にしているケースもある。ひびが入ったり、ゆがんだりしている箇所は、この夏休みにも改修したい」などと答えた。

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