突風で損壊した佐賀市内の建物=平成16年6月27日、共同通信社ヘリから撮影

 佐賀市南部で竜巻が発生し、15人が負傷したほか、全壊15棟、半壊25棟を含む住宅345棟が被害を受けた。県内で初めて「被災者生活再建支援法」が適用された災害となった。

 竜巻は午前7時17分ごろ、西与賀町今津で発生し、巨勢町まで時速約65キロで幅200~400メートル、約8キロにわたり移動した。住宅のほか農業面でも、ビニールハウスの倒壊のほか、散乱するガラス片で農作業が困難になるなどの被害があった。また約30分後には鳥栖市でも発生し、24戸の住宅が一部損壊した。

 被災者生活再建支援法は、1995(平成7)年の阪神大震災をきっかけに、98(同10)年に成立した。2004(同16)年には、住宅が全壊した被災者への支援金を最高100万円から300万円に改正した。佐賀市の竜巻被害は県内で初めて同法が適用された災害で、改正後としては全国でも初適用だった。

 佐賀地方気象台は2008(平成20)年から、竜巻注意情報を提供している。(新元号まであと308日)

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