九州電力は25日、玄海原発4号機(東松浦郡玄海町)が7月19日にも営業運転に復帰すると発表した。4号機の営業運転は約6年7カ月ぶり。存廃の方針が未定の2号機を除けば、2013年7月の適合性審査申請から約5年で、玄海原発の再稼働工程が完了する。

 4号機は7月18、19日に原子力規制委員会の使用前検査の最終チェックである5号検査を受検する。定格熱出力運転の状態で、各設備の状況や温度、圧力などの数値が適切か確認する。施設定期検査の総合負荷性能検査も同時に受ける。規制委が合格と判断すれば、再稼働に関する検査は完了し営業運転となる。

 九電は当初、今年3月の4号機再稼働を目指していたが、昨年10月以降、神戸製鋼所や三菱マテリアルの製品データ改ざん問題が発覚。3号機の2次系配管からの蒸気漏れや、4号機の1次冷却水ポンプの異常といったトラブルも重なり、約3カ月遅れ、6月16日に再稼働し19日に発送電を開始した。26日に発電機出力が90%に達し、30日にもフル出力に達する見込み。

このエントリーをはてなブックマークに追加