「もっとうまくなりたい」。真剣なまなざしで練習に励む

全国大会で頂点に立った岡本莉央さん。少ない練習時間のため集中して取り組む=佐賀市の森林公園アーチェリー場

 佐賀市の佐賀ジュニアアーチェリークラブでプレーする岡本莉央さん(11)=神埼小6年=が、「第13回全日本小中学生アーチェリー選手権大会」(16、17日・山梨県)で県勢のジュニア選手として初出場初優勝を飾った。

 岡本さんが競技と出合ったのは小学4年の時。農業員として高志館高に勤めていた父の拓郎さん(41)から勧められたことがきっかけだった。岡本さんは「それまでアーチェリーのことは知らなかったけど、すごく楽しそうだな」と、すぐにのめり込んだ。

 高志館高や森林公園(佐賀市)で週末に練習を積む。練習時間は2時間程度だが「本番でちゃんと練習通りできるように意識している」と高い集中力を保つ。また、自宅でもほぼ毎日「ゴム引き」で感覚を磨き、技術向上に余念がない。

 指導する岩田健祐さん(28)=中原特別支援学校講師=は「体幹が強く、ぶれないから、正確なショットを打てる」と評価。岡本さんの「アーチェリーノート」には「もっとうまくなりたい」など積極的な言葉を書かれていて、「もっと自信持っていけば、成長スピードも上がっていく」(岩田さん)と期待を込める。

 2023年にある佐賀国体の開催時には高校2年生になる岡本さんは「3位以内に入りたい」と意欲を見せる。その先に「もっとたくさん試合に出て、オリンピックに出られるようになりたい」と高みを見据える。

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