溶接の美しさや作業工程の安全性などに心がけ、技術を競う高校生=佐賀市の県工業技術センター

 工業系高校の生徒が溶接技術を競う大会が23日、佐賀市の県工業技術センターで開かれた。7校25人が、溶接の美しさや作業の安全性などを心がけながら、日頃の練習成果を披露した。

 出場者は、断面が斜めにカットされた厚さ9ミリの鉄板2枚を30分以内で溶接。空気や不純物が入らないように、ハンマーでたたきながら作業を進めた。出場者の後方で、審査員が作業工程などを確認した。

 昨年も出場したという塩田工業3年の大畑龍さんは「緊張して失敗した昨年よりもうまくいった。溶接した部分の仕上がりが真っすぐ美しいと気持ちがいい」と溶接の楽しさを語った。

 高校ものづくり溶接競技大会は県と県溶接協会が主催し、今年で3回目。県ものづくり産業課の室光裕主査は「回を重ねるたびに、各校のレベルが上がっている。若い技術者が減っているが大会を通して、溶接の職種、製造業に興味を持ってほしい」と話す。

 8月25日に表彰式があり、優勝者は11月の九州大会に出場する。

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