公益社団法人「佐賀県社会福祉士会」は23日、定期総会を開いた。会所属の男性が被後見人ら5人の預貯金口座から2755万円を着服していた問題を受け、男性を同日付で除名処分とし、第三者委員会の設置も正式に決めた。

 総会は非公開で行われ、会員約70人が出席した。第三者委員会に関しては医師や弁護士ら6人で構成、7月中にも再発防止策をまとめた上で、早ければ8月から運用していく方針を伝えた。会員から特に意見は出なかったという。

 男性からは弁護士を通じて、全額返済の意思は伝えられているが、「具体的な額などはまだ分からない」(同会)といい、7月中に弁済可能かどうかを精査し、同会が未回収分返済するという。

 同会は「信用回復のため、再発防止に向け、全力で取り組む」としている。

 男性は昨年11月から今年4月にかけ、社会福祉士会の法人後見で担当した佐賀、福岡県内の被後見人ら5人から計2755万円を着服した。

このエントリーをはてなブックマークに追加