寸劇を見て、認知症の人への対応を学ぶ児童たち=基山町の若基小

 認知症の人も安心して暮らせる町づくりを目指す「キッズ認知症サポーター養成講座」が22日、基山町の若基小であった。5年生39人がサポーター養成講師の資格を持つキャラバンメイトの話や寸劇を通して、認知症に対する理解を深めた。

 講座では、キャラバンメイトが「85歳以上の4人に1人が認知症」「今後20年で倍に増える」などと現状を説明。「脳の細胞が死んだり、働きが悪くなって、物忘れがひどくなったり、それまでできたことができなくなる」など、症状を分かりやすく教えた。

 寸劇では認知症の人への対応について、良い例と悪い例を紹介。子どもたちは真剣に見入り、悪い例では「お年寄りが嫌がっているの声をかけ続けた」などと指摘。良い例では「優しく接しているのが良かった」などと対応のこつを学んでいた。

 同町は、町民らに認知症のことを知ってもらおうと2010年からサポーター養成講座を開催。昨年度から小学生を対象にしたキッズサポーターを養成している。

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