佐賀市議会の一般質問(後半)は18~22日の5日間で16人が登壇した。県立大和特別支援学校の分校設置や、玄海原発再稼働での市の対応について質問が及んだ。

 【県立大和特別支援学校の分校設置】分校生徒の交通安全対策について、「送迎時に使う予定の南川副小南側の道路沿いに幼稚園があり、登下校時に道路が混雑するため、対策が不十分」と指摘を受け、東島正明教育長は「別のルートを検討している。南側の道路は使わない」と答弁。分校設置は県の事業だが、「状況判断し、目的外使用許可を出すのは市である」と強調した。秀島敏行市長は「分校設置は理解できるが、保護者や地元との折り合いを付けなければならない」との見解を示した。

 【地域猫活動支援】地元自治会やボランティア団体が飼い主のいない猫を育てる「地域猫活動」は、市が支援を始めて10年を迎えた。不妊去勢手術の助成を行い、これまで1285匹分の手術を助成した。助成額の見直しについて喜多浩人環境部長は「額は適正。見直しは考えていない」との考えを示した。10年前と変わらない広報チラシについては「変更を考えている」とした。

 【玄海原発再稼働での市の対応】諸富、大和、富士の3支所に設置され、空気中の放射線量を測定する可搬型モニタリングポストを、月1回の稼働から常時稼働に変更させることについて、池田一善総務部長は「県に確認しながら対応したい」とした。秀島敏行市長は「原発に頼らない社会を構築するべきだが、今すぐに廃止することは難しい。稼働させながら代替エネルギー探るのが現実的」と原発への認識を改めて示した。 

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