災害対策特別委員会・国土強靱化推進本部の合同会議で大阪地震の視察報告をする今村雅弘氏=東京・永田町の自民党本部

 自民党災害対策特別委員長の今村雅弘衆院議員(比例九州・鹿島市)は22日、党本部の会議で、大阪府北部地震の現地視察に関して報告した。発生翌朝から調査団のトップとして被災地に入り、「ブロック塀など危険箇所の確認、ライフラインの老朽化対策といった課題を実感した」と語った。

 今村氏は地震翌日の19日に国会議員の調査団を率いて現地を視察した。高槻市役所で濱田剛史市長から被害状況の説明を受け、意見交換した。市からは、小中学校の校舎の耐震補強はほぼ完了しているが、「塀の点検が不十分という認識さえなかった」などの意見が出たという。

 今村氏らは、ブロック塀が崩れ女児が亡くなった小学校や水道管破裂の現場を見て回った。水道管は法定耐用年数40年に対し、55年使用していた。「塀の鉄筋も、地中の水道管も目に見えないところ。見逃してきた危険箇所を調査していく必要がある」と話した。

 今村氏は「塀が倒れた現場はショッキングだった。過密都市のもろさも浮き彫りになった。塀や門扉などの補強にも使える補助制度の在り方について委員会でしっかり議論していきたい」と力を込めた。

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