佐賀県は22日、廃棄物処理法違反で罰金刑を受けた久留米市の産業廃棄物収集運搬業者を誤って許可していたと発表した。検察に照会して回答書を得ていたにもかかわらず、審査の際に担当職員や上司が見落としていた。同日付で業者の許可を取り消した。

 循環型社会推進課によると、業者は熊本県の解体工事現場で建築廃材を違法に焼却したとして、2017年11月に罰金100万円が確定した。許可の欠格要件に該当していたが、県は今年4月に申請を受けた後、5月29日付で許可処分を行っていた。6月21日に福岡県から業者の許可を取り消したことの通知を受け、審査の見落としが発覚した。

 今後は回答書などの確認を複数人で行い、審査の確認項目も増やす。人事課は関係職員の処分を検討する。循環型社会推進課は「言い訳もできないようなミス。再発防止の仕組みをつくっていく」と話している。

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