見頃を迎え始めた聖光寺の二千年ハス。7月半ばまで楽しめるという=多久市多久町

二千年ハス(奥)を栽培してきた野中寛應住職(右)と、「多久二千年ハスを守る会」の大川内義章会長=多久市多久町の聖光寺

 多久市の多久聖廟近くにある聖(しょう)光(こう)寺で、「二千年ハス」が鮮やかな花を咲かせた。弥生時代の地層で見つかった種を発芽させたもので、約30アールの池に直径20~30センチのピンク色の花が開花。7月半ばまで楽しめるという。

 正式名称は「大賀ハス」で、「世界最古のハス」とも呼ばれる。植物学者の故大賀一郎博士が1951年、千葉県の遺跡でハスの種を見つけ、見事に花を付けたことから名前が付いた。

 その種を譲り受けた聖光寺の野中寛應住職(80)が2002年に栽培を始めた。現在は住民有志でつくる「多久二千年ハスを守る会」(大川内義章会長)が管理する。花が開く午前中には市内外から見物客が訪れ、周囲を彩るアジサイと一緒に写真に収めている。

 7月1日は午前10時から観察会があり、守る会の会員らが二千年ハスの由来、育て方などを説明。数量限定でハスの種も販売する。野中住職は「平和の象徴ともいわれるハスを眺め、心を和ませてもらえたら」と話す。

 問い合わせは「守る会」の大川内さん、電話080(4699)1289。

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