多胎児の子育てをサポートし合うえだまめクラブのみなさん=鳥栖市真木町の鳥栖まちづくり推進センター分館

 鳥栖市や三養基郡内の多胎児の親子、妊婦、先輩ママたちがサポートし合うサークル「えだまめクラブ」が毎月、おしゃべり会などの活動を続けている。双子など多胎児は妊娠期から母体への負担が大きく、出産後は外出もままならず孤立することも。同じ悩みや体験を持つママたちがつながることで楽しみを見つけ子育てをより豊かにしていく。

 

 6月上旬の鳥栖まちづくり推進センター分館(真木町)。4カ月から9歳までの双子5組と母親、子どもが手を離れた先輩ママが集まり、和室には元気な子どもたちの声がこだましていた。市からは保健師が出張相談に訪れていた。

 会の代表を務めるのは長男(5)、双子の長女・次男(3)を育てる野口佳菜子さん。休止していた多胎児サークルを昨年5月、先輩ママの西村真須美さんらの協力で再開した。

 多胎児の子育ては想像以上の大変さ。野口さんは「(双子が)1歳になるくらいまではミルク、おっぱい、おむつ替えの繰り返しでその他は記憶がない」と振り返り、「周囲や当事者同士の支え合いが必要で、それにはおしゃべりが一番と思った」と再開の動機を話す。

 野口さん自身、双子を育てた先輩ママとの話に共感し、入園・入学など今後への不安についても相談できて安心したという。西村さんは「毎月の月誕生日に写真を撮って家の中に飾っていくことで子育ての楽しさや成長を実感できた」と経験を話す。

 現在の会員は双子25組とその保護者、先輩ママなど約100人。活動は平日に月2回程度、午前10時~正午で、1家族につき会費100円。当日参加も可。7月2日は同分館で洋服などのお譲り会を開く。問い合わせは市児童センター、電話0942(85)3616。

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