さが維新まつりでパレードの発着点になる佐賀城本丸歴史館前の鯱の門と鍋島直正公銅像周辺=佐賀市城内

 肥前さが幕末維新博覧会に合わせ、新しい県民参加型の「さが維新まつり」が10月20日、佐賀市で開かれる。佐賀ゆかりの偉人にちなんだ行列や「灯(あか)り」の演出を行い、佐賀を象徴する新作の踊りを披露する。企画運営には県内の青年5団体と佐賀大学が加わり、2019年度以降も続く祭りを目指す。

 県や市町などでつくる肥前さが幕末維新博推進協議会が主催し、佐賀市の城内地区で開く。パレードの隊列は「賢人隊」「近代医学隊」など七つの分野があり、佐賀城本丸歴史館の「鯱(しゃち)の門」から県立図書館の南広場までの片道約600メートルを歩く。県内の伝承芸能団体が一緒に練り歩き、鉦(かね)や太鼓の囃子(はやし)でもり立てる。

 灯りの演出では、子どもたちが手作りのランタンを持って歩き、パレードの発着点になる佐賀城本丸歴史館前の鍋島直正公銅像周辺をライトアップする。県内にも浸透している「YOSAKOI(ヨサコイ)」に替わるような踊りを考案して披露し、普及を目指す。

 パレード参加者は公募を検討し、企業や団体にも呼び掛け、多くの県民が加われるようにする。企画運営は、行列が県中小企業青年中央会、県商工会議所青年部連合会、県商工会青年部連合会、日本青年会議所佐賀ブロック協議会、県農協青年部協議会の5団体、灯りは佐賀大学、踊りは推進協議会でそれぞれ分担し、詳細を検討している。

 県維新博事務局は「偉人の行列で過去を顕彰するだけでなく、未来志向で県民参加型の新たな祭りにしていきたい」と話している。

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