振る舞われたお茶を楽しむ茶会の参加者たち=佐賀市の佐賀城本丸歴史館

 茶道の流派の一つ「古儀茶道藪内流」が17日、明治維新150年を記念した茶会を佐賀城本丸歴史館で開いた。県内外から多くの茶道家や愛好家などが訪れ、茶の味を楽しんだ。

 藪内流は、武家の作法で男性が茶をたてるのが特徴。400年以上前に京都から佐賀藩に伝わり、以後藩の茶道として親しまれた。一度は衰退したものの、歴史ある流派を佐賀で復活させようと、6年ほど前から稽古を続けてきた。

 この日は佐賀や福岡県の藪内流の茶道家たちがお茶とお茶菓子を振る舞った。小城市から訪れた60代女性は「流派が違うと、茶のお点前や茶室の雰囲気が違う。茶碗の説明もあり興味が湧いてくる」と話した。

 佐賀で藪内流の稽古を続ける鍋島順子さんは「明治維新150年の年に歴史ある流派が復活できた。今後も稽古を続け、佐賀の文化に花を添えられるようにしたい」と語った。

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