福田政美・有田町副町長

 思いがけず古里で重責を担うことになった。「生まれ育った有田のために少しでも貢献できれば。補佐役としての役割をきちんと果たしたい」と気を引き締める。

 前職は県監査委員事務局長。県庁時代の半分以上を総務畑で過ごし、財政や税部門を中心に担った。「間違えると影響が大きい。とにかく正確さを心がけた」と振り返る。

 唯一、事業関係の業務だったのが、1996年の世界・焱(ほのお)の博覧会事務局時代。催事の企画を手がけ、開催中は有田会場のイベントに携わった。「出演者がやむなく遅れた時などスケジュール調整に神経を使った」と懐かしむ。

 風通しのよい、働きやすい職場づくりを大切にする。就任式では職員に、町民に寄り添うこと、アンテナを高くして情報収集してほしいと要請した。

 「知っているつもりでも意外と詳しいことは知らなかった」と、時間が許す限り、町の施設や史跡に改めて足を運び現地を確認している。信条は「先憂後楽」。先んじて物事を心配し、楽しみは他の人より後でと実直な面をのぞかせる。就任後は実家で暮らし、家庭菜園にいそしむ。北ノ川内。

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