ブラックホールを例にホーキング博士の理論を分かりやすく説明する橘さん=佐賀市立図書館大集会室

 科学の重要性やおもしろさを伝える「サイエンスカフェ」が16日、佐賀市の市立図書館で開かれた。佐賀大理工学部准教授の橘基(もとい)さんが、今年3月に亡くなったスティーブン・ホーキング博士の宇宙論などを分かりやすく解説した。

 橘さんは「ホーキング博士が語った宇宙」をテーマに講演。万有引力の法則や、相対性理論、ブラックホールなどについて分かりやすく説明した。タイムトラベルの話では「我々の時代に未来からの観光客が訪れたことはない」というホーキング博士の否定論を語った。

 母親と参加した梶山敦亘(あつのぶ)君(10)は「ドラえもんが好きで、タイムトラベルに興味があった。難しかったけどまた来たい」と笑顔で話した。

 ホーキング博士は、宇宙全体の構造や進化を調べる「宇宙論」の代表的理論家。非常に重い星が燃え尽きた末にできる「ブラックホール」の研究で知られた。

 同カフェは県が主催し、今年で40回目。親子連れら約60人が参加した。

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