玄海原発の正門前で「再稼働やめろ」と訴える人たち=16日午前10時20分ごろ、東松浦郡玄海町

玄海原発の正門前で警備員や警察官が見張る中、抗議活動する人たち。右奥の半円形の建物が4号機=16日午前11時20分ごろ、東松浦郡玄海町

 再稼働に反対する九州の市民団体のメンバー約130人が16日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)の正門前で抗議活動した。午前11時に4号機の原子炉が起動し、九電が目指す4基体制が整う中、「すべての原発が止まるまで戦うぞ」と声を出し続けた。

 警備員や警察官が取り囲む中、午前9時すぎから抗議集会が始まった。地元の県議や市議、参加者がマイクを持ち、3号機の再稼働以降の相次ぐトラブルから九電の安全に対する認識の甘さを指摘し、再生可能エネルギーへの転換を求めた。

 玄海原発反対からつ事務所の北川浩一代表(71)と進藤輝幸さん(68)の姿も。2人は団体発足の2016年秋以降、平日は通勤通学の時間帯に唐津市役所前と県オフサイトセンター前に分かれ、のぼり旗を持ち、立ち続けている。この日も「安全神話の九電 運転資格無し」などのメッセージを掲げた。

 進藤さんは取材に「なぜ戦争に反対しなかったのか、と親を責めたことがある。多くの人が原発反対と思っているが、黙っていたら原発もこのままだ」と旗を降ろさない決意を語った。

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