長時間労働の是正へ向け本年度の運動方針を決めた佐教組の定期大会=佐賀市の県教育会館

 佐賀県教職員組合(井手美保子執行委員長)は16日、定期大会を佐賀市の県教育会館で開いた。教員の長時間労働が社会問題化する中、現場の実態に基づいた人員の配置、部活動指導のさらなる負担軽減などを求める本年度の運動方針を決めた。

 2017年度の運動総括では、佐賀県が昨年11月から毎月第3日曜日を中学校の部活動休養日としたことを、長年の交渉の成果として評価した。

 本年度は、超過勤務なしには業務がこなせず、実態を反映していないとして国の教員定数の改善を求めていく運動方針を掲げた。少人数学級の完全実施や、長期休業中の学校閉庁日の設定、土、日曜日の部活動のいずれか1日を休みにすることも引き続き要請する。

 佐賀空港へのオスプレイ配備計画の撤回、働き方改革を盛り込んだ大会スローガンを採択した。

 井手委員長は「多忙を解消することは子どもにも幸せをもたらす。体や心が壊れてしまう働き過ぎを個人だけでなく、職場全体でやめていこう」と呼び掛けた。

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