自動ブレーキや誤発進を防ぐ機能を体験した試乗会=多久市の多久自動車学校

 車を運転する高齢者向けの交通安全講習会が16日、多久市であった。警察官の講話や自動ブレーキ搭載車の体験試乗などを通し、生活の足となる一方で、危険を伴う車との向き合い方を考えた。

 ブレーキとアクセルの踏み間違いなど操作ミスによる高齢ドライバーの事故が後を絶たない中、安全運転の意識を高めてもらおうと小城署が企画。多久、小城市から約70人が参加した。

 小城署員は高齢ドライバーの交通事故や違反の傾向について、商業施設の駐車場での車との接触、赤信号の見落としによるものが多いと説明した。視力や判断力の低下に加え、「運転への慣れ、慢心も根底にあるのでは」と注意を促した。76歳の男性は「今は大丈夫でも将来は不安。焦らず、相手に道を譲る運転を心掛けたい」と話した。

 先進技術を搭載した車の試乗は、前方に障害物を置いた特設コースで自動ブレーキと誤発進を防ぐ機能を体験。車の技術向上への関心は高く、長い列ができた。

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