児童らは地域の高齢者たちに昔の地区の様子などを質問し、話を聞いた=佐賀市北川副町の江上公民館

 児童が思いやりの心を育み、より地域になじむことを目的とした児童の民生委員活動体験が14日、北川副小校区であった。北川副小5年の児童90人がグループごとに校区内の公民館9カ所と高齢者宅など30戸を訪問した。高齢者らの話を聞いたり、気になることを質問したりして民生委員の活動を学んだ。

 江上公民館で活動した6人は、集まった地域の高齢者たちに昔の北川副の様子や農法などを尋ねた。以前は、馬を使用して田を耕し、農繁期は学校が休みになったことを聞いた児童は当時のことに、目を見開いて驚きを示した。

 はじめは高齢者との交流の仕方に戸惑う様子を見せた児童も、一緒に話をし笑顔を見せていた。同地区民生委員の吉冨洋さんは「子どもを虐待する事件もあるなか、近所で子どもに目を届かせるようになれば」と取り組みへの思いを語った。

 体験を終えた児童の中には「秋にも活動したい」と意欲を見せる児童もいた。 

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