駅近くの路上駐輪機のそばには、撤去を知らせる紙が貼られている=佐賀市のJR佐賀駅周辺

路上型駐輪機に放置される自転車が増えている=JR佐賀駅周辺

 佐賀市のJR佐賀駅周辺で撤去される放置自転車が急増している。3月末で閉店した西友佐賀店の駐輪場が解体工事で使えなくなったことが影響しているとみられ、撤去台数が1日40台に及ぶことも。駅周辺にある有料の駐輪スペースには余裕があり、佐賀市道路管理課は「駅の東西にある高架下の駐輪場を使ってほしい」と呼び掛けている。

 西友佐賀店の駐輪場は、店舗東側の駐車場の一角にあり、自由に出入りできることから店舗利用者以外の駐輪も目立っていた。3月末に閉店になったものの、出入り口が空いていたため利用者も多く、市によると50台程度駐輪していた日もあったという。今月末の店舗解体に伴って13日に出入り口が閉鎖、路上駐輪機に止められなかったとみられる自転車が路上に“放置”されるケースが急増した。

 駅周辺は自転車の放置禁止区域に指定されており、放置自転車は即日強制撤去となる。市道路管理課によると、自転車の撤去台数は通常1日3台ほどだが、駐輪場への出入り口閉鎖以降は、13日が40台、14日は12台に上った。

 電車に乗るため週1回、西友の駐輪場を使っていた男子大学生(18)は「電車の時間ぎりぎりで駅近くの路上駐輪機を探したが満杯だった。仕方なく路上に止めたら撤去されていた。ここが使えないと不便」とこぼす。

 駅に最も近い北口と南口の路上駐輪機は計254台分で、高架下の東、西駐輪場は合わせて約2700台収容できる。いずれも、利用料金は1日100円で台数にも余裕があるという。

 佐賀市は、駅前のスペースの確保ができないため、路上駐輪機はこれ以上増やせないといい、既存の駐輪場の利用を促している。

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